【映画感想】「台北暮色」(2018)@ユジク阿佐ヶ谷(Nulbarichが日本版エンディング曲担当) | りりぃさん's Room新館

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【映画感想】「台北暮色」(2018)@ユジク阿佐ヶ谷(Nulbarichが日本版エンディング曲担当)





2019年7月30日(火)に、ユジク阿佐ヶ谷で「台北暮色」を観てきました。
まだ、これからご覧になるという方もおられるかもなので、ネタバレなしで、感想を書きたいと思います。

Nulbarichが日本語版エンディング曲を担当

「台北暮色」は、Nulbarichが日本語版のエンディング曲を担当ということで、今回、観に行くに至りました。
「Silent Wonderland」という曲で、今年の2月リリースのアルバム「Blank Envelope」に収録されています。
 

 

公開は去年だったのですが、なかなかタイミングが合わず、行けずにいましたが、その後も、ミニシアター系でちょこちょこやっていて、今回、やっと観に行くことができました。
 

こちらがNulbarichの「Silent Wonderland」による予告編です。
 

 

2019年7月30日(火)ユジク阿佐ヶ谷

今回、上映していたのは、阿佐ヶ谷にある、可愛らしいミニシアター、ユジク阿佐ヶ谷です。
 
チェコアニメもよく上映しているので、名前は知っていたんですが、Czecho No Republic×チェコアニメのイベントは、いつも渋谷アップリンクでやるので、これまで行く機会がなかったんですよね。
 
そのユジク阿佐ヶ谷で、台湾映画のオマットゥリ的なイベントをやっていて、その中に、「台北暮色」も含まれていたというわけなんです。
毎日上映しているわけではなく、日時が決まっているので、なかなかタイミングが難しいところなんですが、今回、うまく合って、やっと行けました。
 
ユジク阿佐ヶ谷は、阿佐ヶ谷駅から徒歩3分程度でしょうか、土地勘がないので、最初は若干、迷いそうになりましたが、わりとすぐに見つかりました。
といっても、繁華街を少し抜けた住宅街の一角にありました。
 

 
とにかく、梅雨明けしたばかりの暑い日で、ヒィヒィ言いながら、そのオレンジの独特の屋根?を見つけたときは、ほっとしました。
 

 

地下に階段を降りていくと、エアコンが効いた涼しい空間が。
 
かわいらしい雑貨屋さんのような作りです。
実際、台湾の雑貨などが売られていました。
 
また、ドーンと大きな黒板アートがあり、目を引きます。
名物?みたいですね。
この日は、台湾映画の特集やってるってことで、こちらの黒板アートでした。
 

 

お客さんは数人くらいいて、私もチケットを購入。
ここは、ネット予約がなく、直接、窓口で購入するシステム。
(8月からネット予約がどうやら始まるようです)
 
映画のチケットは、1500円でした。
普通に映画みると、今は、1900円だから、ちょっと安いですね。
 
ユジク阿佐ヶ谷の会員(有料)になると、さらに、お得に観られるみたいですよ。
ラインナップが渋いミニシアターで、映画好きテキニはたまらない映画館だなと思ったので、会員になってもお得かもね。
とりあえず、今回は、受付のお姉さんに勧められたけど、お初なので遠慮しておきました。
(その場で入会していた方も多数見ました)
 
チケットに整理番号が書いてあって、ライブハウスみたいに番号順に開場時、呼び出されて、好きな席に座れるというシステム。
 
なので、席も48席だし、早めに行ったので、6番でした。
あんまり人気ないのかな?ってこの時点では思ったんですが、とんでもない、私が早かっただけで、結果的には、ほぼ満席近かったです。
 

 
整理番号もらってしまえば、後は、開場時間前まで付近で時間つぶしたりしていればいいので楽です。
私は、ちょうど、駅前のスタバで軽くランチして時間をつぶしてました。
駅チカなので、ほんと便利。
 
なお、こちらは、チケット購入時に、特典です~と言われて、もらった「台北暮色」のポストカードです。
こういうのがつくのも嬉しいですね!!
 




5分前に入場開始

上映開始は12時20分だったので、12時前には映画館に再び戻り、椅子もあるので、座って時間を待っていました。
この間に、続々、チケット購入の人が詰めかけて、あっという間に、フロアは人がいっぱいに。
飲食は、映画館で購入したもののみOKということなので、お水のペットボトルを購入、200円也。
 
スタッフの女性二人で切り盛りされてました。
 
他の飲み物は、ホットコーヒーはあるけど、アイスはなかった。
あとは、みんな缶になって、コーラとかビールとかもあります。
台湾フェア中なので、台湾のジュースやビールも売ってて、購入している方もいました。
私も、どうせなら台湾のジュースとかにすればよかったなと思いました。
 

ちなみに、トイレも借りましたが、とてもキレイで清潔でした。
こういうのポイント高いですよね。
 
上映開始5分前に、整理番号の呼び出しが始まり、シアター内へ。
何しろ番号早いので、席も選び放題ですが、真ん中あたりの通路側に座りました。
結果的には、スクリーンがちょうどよく見やすい位置で、隣にも人も来なかったので、快適そのものでした。
 
中は、やっぱり始まると空調が寒いので、カーディガンを持参しておいてよかったです。
ちなみに、入り口にブランケットの貸出もありました。
 
予告やCM的なのもあったけど、ほとんどなく、わりとすぐに本編の上映が始まりました。
ミニシアターとかだと、わりとこんな感じですよね。
普通の映画館での予告の長いのがすごい苦手なので、助かります。

 

とても美しい映画

ストーリーなどのネタバレなしで、感想を・・・
 
まず、一言で言えば、
 
「とても美しい映画!私の好きなタイプ!!」
 
って思いました!!
 
たぶん、好みはもしかすると分かれるタイプなのかもしれないけど、私は、とても好みのタイプの映画でしたね。
 
そして、さすがNulbarichが手がけるタイプの映画だなぁとも思った。
 
とにかく、どのシーンも、みんな美しいです。
どのシーンも、Nulbarichの音楽にハマりそうな美しさといえば、なんとなく想像つきますか?
とにかく、全編スタイリッシュです。
台湾って、行ったことないのですが、こんなにオシャレなんだーって思いました。
 
たぶんね、Nulbarichの音楽に近いのかもね。
 
ありふれた日常が、Nulbarichの音楽の魔法で、この上なく美しく、スタイリッシュに変わるというのと同じく、この映画に出てくる人物も、風景も、台湾のごくあたりまえの生活の風景なんだろうけど、この映画の中では、どの場面もとても美しく映し出されているんです。





ヒロインがかわいい!

この映画には、主に3人の若者が登場するんですが、そのうちのヒロインとなる女の子が、とにかくかわいいんです!!
スタイル抜群でオシャレで美人、でも、全く嫌味がない。
同じ女性からみても、すごくかわいい!って思いました。
 
でも、このヒロイン、実は・・・って、そこはネタバレになるんで、やめておきます。笑
 
ただ、思ったのは、この女の子と彼氏だけ?かな?が、中国語と英語を混ぜて喋ってることが多かったので、なぜなんだろう?って思ったんですが、後でその理由が判明していきます。
 
たぶん、他の登場人物は、中国語ばっかだったように思ったんだけど・・・?
 
なお、私、台湾の映画って、たぶん、観たのが今回初だと思うんですが、たまにちょっと中国語で聞き取れたりすることがあって、大学の第2外国語で中国語だったのも、たまには役に立つのかなーなんて。笑
台湾、行ったことないけど、英語も若い人は結構通じるようだし、旅行先の一つとして候補に今後あげてもよいかもなー。

 

余韻のある映画

ストーリー展開とか、全体的にゆったりのんびり進む感じとか、人によっては、物足りなく感じたり、飽きてくる人もいるかもしれないと思いました。
が、私は、それこそが、この映画の良さだと思いました。
 
この映画が美しいと感じる理由は、アート作品のように、説明が最低限だからなんじゃないかと・・・
ヒロインのアレコレだったり、他の主役二人の男性のアレコレだったりが、必要最低限しか説明がないんですよね。
 
台湾の家庭事情や文化とかがわからないから、ハテナ?と思う面も、正直あるけど、その余韻を持たせることで、あとは観た人にゆだねてくる感じが、映画としてはとても良いなと思いました。
 
何から何まで説明することが、必ずしも良いとは限らないと思うんです。
 
だから、人によっては、どういうこと?!ってずーっと思っちゃって、その後が進まなくなっちゃう方もいるかもですが、この映画は、それを楽しむ映画なんじゃないかなって・・・
 
だからこそ、美しく、私が好きだなと思ったタイプの映画なんですよね。

 

エンディングのNulbarichの曲がピッタリすぎて!!

エンディングのNulbarich「Silent Wonderland」が流れてきた時は、キターッ!って思わず、叫びました、心のなかで。笑
ほとんどの方が、エンディング曲まで立ち上がっていなかったのも、嬉しかったです。
 
これがねぇ、映画にピッタリとハマりすぎて、鳥肌!!!!
 
イントロから何から・・・
 
さすが、JQさん、映画を観て作ったってことなんですけど、その感性すばらしい・・・
 
まぁ、上に書いてきたように、映画自体が、Nulbarichの音楽に近いものがあるってのも、あるかと思うけど・・・
相乗効果で、より素敵に・・・・
 
映画を観た後は、この曲も違って聴こえるようになりましたね。
正直、アルバムの中で、そこまですっごい好き!って思っていなくて、他の曲のがむしろ好みだったんですけど、今は、大好きに(笑)単純。。。w




パンフレットも買っちゃった!

上映後、思わず、「台北暮色」のパンフレットもお買上げしちゃいましたよ。笑
800円でした!
 

 
最後のほうに、Nulbarichのページもありました。
 

 

映画の後は、気になっていたかわいいカフェへ

映画観た後は、インスタで気になっていた、かわいいカフェへ。
 
ミルクアイスの珈琲ゼリー、美味しかったです。
 

 
「台北暮色」のパンフレットと、なんかすごい馴染んでる!!笑

 
「台北暮色」のDVDも発売中です!


 

以上、映画「台北暮色」の感想を書いてみました。
とにかく、めちゃめちゃ暑い日でしたが、初の阿佐ヶ谷散策、映画観たり、カフェ行ったり、楽しかったです。
ユジク阿佐ヶ谷では、8月は、3日(土)と15日(木)に、また、上映するみたいです。
まだという方は、ぜひ観てみてください〜!!

映画『台北暮色』公式サイト
https://apeople.world/taipeiboshoku/
ユジク阿佐ヶ谷公式サイト
https://www.yujikuasagaya.com/

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