林正樹× 小山豊 DUO vol.2 with ナオト・インティライミ@南青山BAROOMレポ(2024年4月18日)
スペシャルゲストは、ナオト・インティライミ。
貴重なライブに参加できたので、書き残しておきたいと思います。
久しぶりの豊さんライブ・・・そしてナオトがゲスト
久しぶりに小山豊さんのライブに参加。ゲストはなんとナオト・インティライミとのこと。
ナオトがゲストに決まってすぐに友人に教えてもらうまで実は私、このイベントのことを気づいていませんでした。
以前と違い、最近はなるべくSNSなども控えているので情報に疎くなっています。
平日の夜ということで一瞬迷いましたが、豊さんとナオトの共演なんてそうそうないし、ましてや豊さんのライブにナオトが来るなんて、それこそ豊さんに出会ってから、私がずっと夢見ていたことだったのを思い出し、これは行くしかないと思い、チケットをGET。
教えてくれた友人に感謝です。
2024年4月18日(木)南青山BAROOM
当日は夕方から雨予報・・・うーん、やはり。笑
ここ最近は暑いぐらいの晴れの日が多かったのに、なぜこの日、この時間に限って雨なの・・・?と思ったけど、まあ、いつものことか・・・笑
いつもの豊さんライブの感覚で、会場でお食事が楽しめるみたいなことが会場のWEBサイトに書いてあったので、楽しみに少し早め到着を狙ってみた。
会場に着くと、ちょうど18時ごろで、開場がまもなく始まる頃。数人が待機していた。
まずは、会場エントランスなどを撮影。
開場始まり、並んで会場の中へ・・・というか、まだ準備中とのことでバーでドリンクをお楽しみくださいとのこと。
ノンアルビールを頂く。NZ時代を思い出すような瓶でそのまま飲むスタイル。
BAROOMは初めて入ったけどとてもおしゃれな空間!さすが青山・・・
なお、お食事は入ってしまったら食べれないとここで気づいた・・・
どうやら併設のレストラン?の方なら食べれたみたいだけど、バーでは食事の提供はなかった。
席は・・・
開演近くなり、実際のライブ会場に入れるようなので入り、席へ。
ここはステージをぐるっと囲む半円形が特徴。
WEBに載っていた写真と比べ、実際はさらにコンパクト!
100名キャパということだが、席は3列しかないので、一番うしろの人でも3列という・・・
私は2列目でした。
これがほんとに良い席で!!
私は真ん中ではなく、端のほう(ピアノの真裏)だったんですが、これが豊さんもよく見えるし、あとから登場したナオトもよく見えた。
実際、豊さんのライブは、それこそもっともっと小さな空間でのライブも経験しているので、逆に今回は広めに感じるぐらいなんだけど、ナオトが出るってことを考えると、このキャパで豊さんとナオトが見れるのは本当にレア。
なんか密閉された空間というか、密室的な感じの会場なんですよねぇ。
セトリ
まずはこの日のセトリです。
- 竹田の子守唄
- COYOTE
- 梅が香に
- リベルタンゴ
- 遠き海
- 糸遊
- ~休憩~
- 桜小町
- El Japones
- 今のキミを忘れない
今回は終演が21時と書かれていたので、いつもの豊さんライブよりは短めだなと思ったので、1部2部制ではないのかなと思っていたのですが、ちゃんと普段のように間に休憩を挟んだ2部制でした。
(トイレに行けるからありがたい。笑)
1部は豊さんの津軽三味線と林さんのピアノのガッツリDUOライブスタイル。
2部はスペシャルゲストのナオトを迎えての3人でのライブとなりました。
1部(小山豊さん×林正樹さん)
お二人のDUOを堪能する1部。
上に書いたように私は林さんのピアノの真後ろ位置でしたが、豊さんは1部ではピアノの横に陣取る形でした。
(ちなみに2部ではナオトが豊さんの位置になるのですが、それは後ほど)
豊さんの演奏を正面からいつも見ていた形でしたので、今回のように私からは真横ぐらいな位置で、いつも以上に豊さんの指使いというのでしょうか、がよく見えてめちゃ良い位置でした!!
思えば、豊さんのライブ自体、私1年ぶりぐらいでして、たしか去年3月に中野ZEROホールで東京民謡倶楽部のライブを母と見に行って以来かと。
やっぱり、豊さんの津軽三味線の音が大好物です!!
豊さんが普段、こんな近くで三味線を聴いたことない方がほとんどではないか、と仰ってましたが、私からすればもっと近くで聴かせて頂いてますのでいつもより観客が多いくらいな~笑
「COYOTE」がやっぱりかっこよかったです!!
林さんは私はお初でした。これがまた素敵だったんです。
林さんはジャズピアノの方でして、私、すっかり数年前からジャズに傾倒しているため、それはもう最高で。
豊さんがいろんな方とコラボするのは見てきましたが、私、意外にもピアノの方とのコラボは見たことがなかったので、これまた良いなと。
林さんが言ってましたが、ピアノの音に負けないぐらいの津軽三味線(豊さん)が素晴らしいと・・・
うんうん、確かにそこが豊さんの素晴らしいところですよね。
お二人のライブもっともっと聴いていたい感じでしたが、いったん休憩に入りました。
2部(小山豊さん×林正樹さん×ナオト・インティライミ)
休憩中に席に戻ると、ステージの構成が変わっていまして、その時に写真撮ったのがこちらです。
ちょうど男性スタッフさんがお一人立っていますが、ここにナオトが立つことになります。
このときはわからなかったんですが、豊さんは真ん中に移動(上の写真では右端の水のペットボトル置いてある席)し、お客さんに背を向ける形になり、つまり、3人が向かい合って演奏するスタイルになりました。
これはナオトがわがままを言って、このスタイルにしたそうです。
おかげで、私は林さんは後頭部なのは変わりませんが、ナオトも豊さんもガッツリこっちを向いてくれて、よーく見えるナイス位置取りとなりました。
ナオトはこんな時もナオトでして(笑)、ステージに呼び込まれても相変わらず、ステージを横切って出入り口のほうに向かおうとしたり、バックヤードに戻ろうとしたり。笑
私はナオトが久しぶりだったので(去年のツアーファイナルぶりです)、あーこうだったなぁと懐かしく見ていましたが。
しかし、今回は豊さんがいますので、ナオトがボケる度に、「それやってるから時間がなくなるw」みたいにツッコミを入れてくれるのでとても良いです!
最初に「桜小町」ですが、冒頭の豊さんの津軽三味線が本当に素敵です。
二人の「桜小町」は2018年の全県ツアーの群馬公演でサプライズで見て以来かな?あのときは本当に感激しましたねぇ。
あれがきっかけで、私は豊さんのライブに行くようになったので、本当に貴重な出会いでした。
「桜小町」の時、ナオトはあの私の好きな懐かしのギターだったんですよね、それも嬉しかった。
おそらく、リリース当時もこのギターを使っていたのかな?だから持ってきたのかな?
ナオトとは3曲やってくれたのですが、実際、想像つくとは思いますが、曲よりも喋っている時間のほうが長くて。笑
まぁそれが楽しみでもあるんですが、今回、ナオトと豊さんの懐かしトークはもちろん、それ以上に私が良かったと思ったのは、林さん!
林さんとナオトはほぼお初だったのですが、(ほんとはかなり昔・・・ナオトがインティライミになる前・・・林さん談。笑に会っているらしいけど、ナオト覚えてなさそうでした)まず、林さんにナオトが、「すごく優しい話し方!!」って。笑
ほんとそうなんですよ、林さん。
で、林さんがナオトに、それこそ楽屋で話すような・・・いろんな素朴な?質問をしていて、それに自然体でナオトが答えていたのが印象的で、素のナオトって感じだったから、ファンの方はそんなやり取りが見れて嬉しかったのではないかな?
正樹さんつながりの話で・・・
昔、ナオトが和太鼓と三味線でのライブをやっててって話になり、林さんが「和太鼓は誰だったんですか?」と聞いてて、ナオトが「大多和さん」って答えてて。
おー、ナオトの口から大多和さんのお名前が!と嬉しくなっちゃいましたが。
実は、林さんも大多和さんと同じ正樹という名前でもあり、二人でユニット組んでライブもやっててって話で意外な接点も出て。
ナオトが「大多和さん元気?」とか聞いてて、思わず、大多和さんともまたナオトやってほしいな~って願わずにいられませんでした!
この3人プラス大多和さんなんてライブも素敵そう。
ナオト、林さんのことすごく気に入ったっぽかったし、ぜひなんかやろう!みたいに意気投合してました。
で、ナオトは実は2曲でいったんはけたんですよ。笑
豊さんが「自分の代表曲みたいなのやらないで帰るって・・・苦笑」って言ってて、みんなでまた呼ぼう!みたいになって「ナオトー!!」って呼ぶのを先導してくれるという。笑
ところが、せーの!って豊さんが言う前にもうナオト出てきちゃって(笑)早い、早い!って言われてて。まぁ、らしい展開ですよ。
しかもナオトはご機嫌で、3列目の端っこに座ってた男性の隣に座って「一緒に来た感~!」みたいに言ってたけど(全然一緒にきた感ないから!)、そういうことやってるから時間がなくなると豊さんに突っ込まれるという展開ね。
まぁ、はじけてて楽しかった。
で、最後は「今キミ」を。
これがね、今回すごく良かったんですよ。
他の2曲は豊さんと演奏する曲として当然なんですが、「今キミ」に津軽三味線が入るって想像つかなかったけど、これがもう最高。
三味線の泣きの音色が、より今キミの切なさを引き出していて、ナオトも心がこもった歌で、一つひとつのフレーズを噛みしめるように歌っていたのが印象的。
泣いてるのかな?って思うような歌い方でした。
こうしてナオトとともに二人もはけて、アンコールの拍手が・・・
応えて出てきたのは、二人といっしょにナオトまで。あれ?ラジオの生放送があるとか時間ないとか言ってたのに?ってなりましたけど、結局二人だけでこれ以上やっても、みたいに豊さん言って終了となりました。
いやぁ、ほんとに濃厚な時間でしたねぇ。
豊さんがナオトのライブに呼ばれることはあっても、ナオトが豊さんのライブに呼ばれることはなかったので、ほんとに嬉しかったです。
まさに私が夢見ていた瞬間がやっとかなった感じでした。
久しぶりに間近でナオトのライブを見て、ファンになったばかりの頃を少し思い出したりもしていました。
懐かしい気持ちにさせてくれた素敵なライブでした。また、いつかこの顔ぶれでやってほしいな・・・
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