【映画感想】「ビル・カニンガム&ニューヨーク」(2010)50年以上ファッションを撮り続けた写真家の貴重なドキュメンタリーは必見!
なので、書いた当時は、2013年であることを踏まえ、読んでいただけたらと思います。
今回は、こちらもとてもレビュー評価が高いドキュメンタリー映画、「ビル・カニンガム&ニューヨーク」です。
【元の投稿日:2013年7月23日21:46 】
「ビル・カニンガム&ニューヨーク」公開当時(2013年)の私の感想
6月26日に観たから、もう1ヶ月近く経ってしまったけど・・・(^▽^;)
渋谷タワレコに3つのCDを買いに行った日(その時の記事はコチラ*アメブロにとびます)、
ナオト・インティライミの映画「旅歌ダイアリー」の監督による裏舞台挨拶でも行った映画館、ヒューマントラストシネマ渋谷で観ました!!
TVでこの映画を紹介していたのを観てから、ずっと気になっていたけど、やっぱり観たい、と思って・・・
Y!映画での評価も、驚異の4.57点!!!∑(゚Д゚)
人気があるのはわかっていたけど、この日も満席でした!!びっくり。
この映画、期待どおり、とっても良かったです!!
ビル・カニンガムは、アメリカの有名な写真家で、50年にも渡り、第一線でニューヨークの街でファッションスナップを取り続けている人。
その人のドキュメンタリー映画です。
そもそも日本人でビル・カニンガムのことを知っている人ってほとんどいなかったと思うんですが、いやはや、すごい人です。
アメリカにも、こういう方、いるんですね。
アメリカ人ぽくないっていうか・・・
なんかキャラクターが独特なので、KANさんに教えてあげたくなるような・・・。(;^_^A
(といっても、KANさん映画観ないみたいだしなぁ笑)
ニューヨークのオサレな人たちは、彼、ビル・カニンガムに写真を撮られることを最高の喜びとしているらしいが、ビルは、有名無名とか全く関係なく、自分の目で見て、それが撮るに値するかどうかを独特の感性で見極めるんだけど、そのプロフェッショナルさに脱帽!!!Σ(・ω・ノ)ノ!
超セレブな有名人とも人脈を持つ彼ではあるが、ビルにとって、そんなことは全くどうでもいいことのようで、自分自身は、とっても質素で堅実すぎる生活っぷり。
レインコートも破けてるところをガムテで貼ってずっと使い続けている程なんだけど、そんな彼が50年のファッションの最先端の歴史を、実は誰よりも熟知しているというそのギャップがまたすごい(^~^)
カメラを持つビルは、ほんとに子供がおもちゃを持ったように嬉しそうな笑顔。
仕事がほんとに楽しくて、天職ってこういうことなんだなって思うし、ビル自身は、仕事と思ってないんだろうね、好きだからずっとやってるという。
自分の思うように記事を書けないのが嫌で、利害絡みたくないから、ずっとギャラを断り続けてたこともあるってエピソードがビルらしいなと思うしね。
なんか、次元は異なりますが、私が尊敬してる音楽ライターの森田恭子さんを彷彿としました。
VOGUEの鬼編集長で有名なアナ・ウィンター(あの「プラダを着た悪魔」のモデルといわれる)も、インタビューで何度も登場してるんだけど、彼女もビルに若い頃から撮られてたって。
アナについては、いろいろ言われますけど、やっぱり綺麗で、60代だっけ?(公開当時)にはとても見えない。
彼女のファッションは私は個人的に好みなんだよなぁ。(*^o^*)
以上、仕事や人生について、いろいろ考えさせられるいい映画でした!!
ファッションに興味ない方にも、ぜひ、オススメです!!!(*゜▽゜ノノ゛☆
こちらが、予告編です。
当時、ドキュメンタリー映画ってあまり観たことなかった私ですが、この映画ですごく好きになったと思います。
ファッション好きな方はもちろん、そうでない方も、一人の稀有なカメラマンの生き様について、ぜひ触れてほしいなって思いましたし、もっともっとこういう方に光を当ててほしいなって思いました。
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