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【映画感想】「グリーンブック」(2018)アカデミー賞受賞の実話をもとにした感動作!何度も観たくなる作品





2019年3月9日(土)に、先日、行われた第91回アカデミー賞で作品賞等を受賞した「グリーンブック」(原題:GREEN BOOK)を、映画館で観てきました。
まだ、公開中ですので、もちろんネタバレなしで、感想を書きたいと思います。

第91回アカデミー賞3部門受賞

先日、行われた第91回アカデミー賞で、作品賞、そしてマハーシャラ・アリが助演男優賞、さらには、脚本賞と、3部門受賞に輝いた本作、ちょうど発表直後のタイミングで、日本でも公開が始まりましたね。
 
すでに評判が良かったので、これは絶対観たいと思っており、すでにムビチケもGETし、楽しみにしていました。

 

こちらが予告編です。
 




2019年3月9日(土)TOHOシネマズ六本木ヒルズ

3月1日の公開開始から、約1週間後に観に行きました。
土曜の昼間のTOHOシネマズ六本木ヒルズは、ものすごい混雑ぶり。
 
ここでは一番大きいのかな?スクリーン7で観ました。
予想通り、ほぼ満席でしたね。
 
前日に予約したけど、その時点で結構、席が埋まってたので、予想はしてましたけどね。
なので、端の方になってしまい、ちょい斜めにスクリーンを観る感じになりましたが、映画自体にあっという間に惹き込まれてしまいますので、そんなことは忘れてしまってましたね。
 
余談ですけど、隣の席の人達、大きなポップコーンを持ってたのですが、やはり映画に惹き込まれてしまったようで、すっかり食べるのも忘れたらしく、ほとんどそのままの状態で残ってて苦笑してた様子がかわいらしかったです。
でも、気持ち、わかるなぁって思いました。
 
ちなみに、私は、映画館ではポップコーンは、まず食べないですね・・・余談でした。笑

 

感想は・・・

ストーリーなどのネタバレなしで、感想を・・・
 
まず、一言で言えば、
 
「期待通りにとても良かった!!アカデミー賞作品賞も納得!!」
 
って思いました!!
 

正直、作品賞は、「ボヘミアン・ラプソディ」に取ってほしいなという、願望みたいなものが、私もあったんですけど、まぁ、結局はこっちが取るんだろうなって思っていたら、やはりこちらで。
 
でも、今、観た後だからわかる!!
そりゃ、こっちだろうなと・・・
ボヘミアン~も別の良さがあるから、比べること自体ナンセンスなんだけどね。
 
個人的には、もう1回、観たいのはどちらかと聞かれたら、こっちですね。
ボヘミアン~は、ライブシーンのみなら、何度でも観たいけど・・・
 
こちらは、名シーンや名台詞が、いっぱい出てくるので、観終わった後も、あの時は・・・なんて思い出しては、しみじみしちゃったりね。
いやまぁ、個人的な好みなのかもですが。





ヒューマン・ドラマであり、ロードムービーであり、音楽好きにもハマる映画

この作品は、実話であり、その実話を、アカデミー賞でも評価されてたけど、丁寧な脚本で描かれた作品で、無駄な場面がないように感じました。
 
また、ロードムービーでもあるので、旅好きな方にも楽しめる要素もあるし、基本的に、音楽家の話でもあるので、音楽好きにも楽しめると思います。
 
ということで、私の好きなものが、詰まった映画だったんですよねぇ。
映画に求める、人間ドラマ、旅、音楽・・・その要素が全部入りなので。

 

2人の素晴らしい演技が光る

今回、助演男優賞を受賞した、黒人の天才ピアニスト役のマハーシャラ・アリですが、本当に素晴らしかったです!!
 
WOWOWの授賞式の番組で、彼は、非常に複雑な生い立ちを持つという難しい役どころで、さらに、彼自身のある事情もあって、演じるのはとても難しかったと思われるが、とてもうまく演じきっていたって言われていて・・・まさに、そのとおりだなぁと思いました。
見事だったです!
 
でも、今回、残念ながら、主演男優賞は逃してしまったけど、主役のイタリア系用心棒役のヴィゴ・モーテンセンも、素晴らしかったと思います。
彼あってのマハーシャラ・アリの演技だとも思うし、2人だからこそ、作品賞も取ったんだと思うし。
 
あと、正直、マハーシャラ・アリ演じるピアニストが複雑な事情だけに、ちょっとわかりにくいかな?って思われる部分もなきにしもなんですが、そこは、2人の演技力がカバーしていた感じがしました。
 
というか、この映画、2人のやり取りがすべて・・・なので・・・
そして、この映画、観た後は、この2人が大好きになります。




人権問題について改めて考えさせられる

人権問題を描いた映画ですが、本作は、誰でもわかりやすいように作られた映画じゃないかなって思います。
それこそ子供が観てもわかりやすいように出来ている気がします。
 
しかし、日本人は、正直、知らないことが多いし、どうしても他人事のように感じてしまう部分もあるかと思いますが、この映画を観ると、いろいろと考えてしまいます。
 
そう考えると、オバマ元大統領が、大統領になったことは、本当にすごいことだったのだなぁと、今更ながら思わずにはいられませんでした。
トランプ大統領も、その時の、ある意味、ものすごい反動によってのことなのかなと思い至った時、アメリカの深い闇を考えずにはいられません。
 
非常に難しい問題ですが、でも、この映画を観ると、一筋の光が見えてくる気がしました。

 

 

2人の過去の作品

主演のヴィゴ・モーテンセンといえば、あの「ロード・オブ・ザ・リング」3部作で、アラゴルン役でブレイクしましたね。
 
「ロード・オブ・ザ・リング」は、撮影地がNZでもあり、ちょうど私がNZにいた頃、撮影していたりしたので、個人的にも忘れがたい作品です。
 


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また、マハーシャラ・アリは、本作の前にも、「ムーンライト」で助演男優賞を受賞しています。
私、「ムーンライト」もたしか観たはずなんですが、だいぶ前なので、記憶が・・・
2016年の作品ですね。
 


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ヒルズのカフェで

映画を観た後は、いつものヒルズのアンティコカフェで。
 

 
カジキマグロのフライが入ったパニーニを食べたんですが、オーロラソースがのってて、美味しかったです。

 
映像化しましたね!

以上、映画「グリーンブック」の感想を書いてみました。
これは、ぜひ、1人でも多くの方に観ていただきたい映画だと思いました。
今の所、今年観た中では、ナンバー1かなぁ・・・って、まだ3作品しか観てないですけどね、今年。笑
映画館で観てほしいけど、ちょっと難しいなって方も、ぜひ、今後、DVDになったり、TVで放送する際には、観てほしい作品です。

映画『グリーンブック』公式サイト
https://gaga.ne.jp/greenbook/

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