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【映画感想】「ブロークン・フラワーズ」(2005)中年男が過去を振り返る旅に出るロードムービー。”未来は変えられる”

この記事は、私がかつてY!ブログに掲載した映画感想記事を、当サイトに自ら加筆修正し移行したものです。
なので、書いた当時は、2006年であることを踏まえ、読んでいただけたらと思います。
今回は、「ブロークン・フラワーズ」です。
ビル・マーレイが、昔モテたが、今は冴えない中年男を演じているロードムービーです。





【元の投稿日: 2006年5月14日13:36】

「ブロークン・フラワーズ」公開当時の私の感想

カンヌ国際映画祭で、グランプリを取ったこの作品。
 
私は、この映画の存在を知らなかったのですが、友達が気になる、というので、レビューなどを見ていても、よさげだったので、
GWに観に行ってきました。
 
上映している映画館はかなり、数が少ないみたいですが・・・
そのせいなのかな?地味な映画だと思ったけど、結構混んでました。
GW中ってこともあるだろうけどね。
 
内容としては、過去に付き合ってきた女性との間に、実は19歳になる息子がいると知った、中年男が、その母親を探す旅に出かけるというロードムービーです。
 
かなり淡々と、描かれていて、盛り上りそうで、なかなか盛り上らず、えっ??って感じなんですが。。
最後もえっ??みたいな(^^ゞ
 
なので、作品観た直後の感想としては、「よくわからない」「中途半端」っていうあまりよくないものでしたが・・・
 

でも、このジム・ジャームッシュ監督こういう持ち味がいいらしいですね。
この監督の作品は初見でしたが・・・
 
あとあとになって、考えてみれば、この映画が伝えたかったのは、かなり明解だったのかも。
 
つまり、「過去は振り返るな。今を生きろ」ってことかなぁ。
 
過去を振り返っても、出会うものは、感動でも、喜びでも、発見でもなく、この映画全体に流れる「ユウウツな空気」なのかと・・・
 
誰にでも、過去はある。
それって、この映画の主人公同様、振り返るのは、ユウウツだし、気が乗らない・・・
でも、気になる。
 
だから、旅に出た。
でも、やっぱり、ユウウツな旅になってしまう。
 
この旅で、主人公がわかったことは・・・
そんなことをするよりも、これからやってくる未来に目を向けて、今を生きて行くことだ、と。
 
主人公が最後に言ってますもんね。
「未来は変えられる」
って・・・





こちらが、予告編です。
 

 

Y!ブログ当時に頂いたコメントたち

Y!ブログに、上記の私の感想記事をUPした際、当時頂いたコメント及び、私の返事コメントを、以下、感謝をこめて、一部抜粋にはなりますが、掲載しておきます。
 

★post262さん
最後の言葉重いっすね。
確かにその通りだと思います。
過去は変えられないっすもんね。
そんな都合のいい世界がきても困りますけどね。

 

 りりぃ

>postさん、過去を振り返ってもなんにもなりませんからね~
当たり前のことなんだけど、だからこそ、今この瞬間を思いっきり生きたいなって思います。

 

★ともさん
私も全く知りませんでした。
未来は変えられるですか。
良い言葉ですね。

 

 りりぃ

>ともさん、私も友達に聞いて知り、ヤフーの映画特集のところで見て、あぁこういうのなんだって感じで、行ってきましたが、結構混んでました。




★紗々さん
宣伝みたことある☆
未来は変えられるっていい言葉ですね!!
その言葉聞きたさに見たくなってきましたけど・・・微妙なのですか??

 

 りりぃ

>紗々さん、CMみたことあるんですか?!
映画自体は、悪くないと思います。
たぶん、人によって感想は分かれるタイプの映画だとは思いますよ♪
すごい絶賛してる人もいれば、わけがわからないって人も。。

 

★papara_nightさん
りりぃさん。最近、なかなか時間ないので この映画は‥後回しにして見ます。汗
カンヌ国際映画祭でグランプリを取ったこの作品‥ 俺も、知らなかったです。汗
勉強不足ですね。汗w

 

 りりぃ

>papara_nightさん、後回しでもいいと思いますよ^^;
私も昨日、やっと、テレビCMみました!!
やってたんだ!ってかんじで。
あとからCMみるなんて変な気分です(笑)

 

★たかまんさん
なるほど、納得しました。
私も今を生きて未来を変えようと思います。

 

 りりぃ

>たかまんさん、納得されました?
私はこう解釈してみましたが・・・

 

以上、「ブロークン・フラワーズ」について、過去の感想記事と、当時頂いたコメントを振りかぶって書いてみました。
若い頃の感想は上記のような感じで、わかったようなわからないような感じでしたが、年齢を重ねた今、再びこの映画を観たら、また違った感想を持つかもしれませんね。

 

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