【映画感想】「ブロークン・イングリッシュ」(2007)アラサー女子の内面をリアルに描いた作品。万人ウケはしないが私は好き!
なので、書いた当時は、2009年であることを踏まえ、読んでいただけたらと思います。
今回は、アラサー女子の内面を等身大に描いた作品、「ブロークン・イングリッシュ」です。
【元の投稿日:2009年1月12日02:10】
「ブロークン・イングリッシュ」公開当時(2009年)の私の感想
3連休初日、恵比寿ガーデンシネマで観たのはコレでした♪
そして、この映画が、2009年の劇場鑑賞初作品となりました。
ほとんどこの映画、公開終了間近ってカンジで、私自身、どうしようかなぁ~って思ってたんですが、観にいって正解でした★
この映画、評価が分かれてますね~!!
ダメダメって人もいれば、すごくいいって人もいて・・・
なんとなく、映画の評価というと、ミスチル「終末のコンフィデンスソング」の歌詞を、ちょっと思っちゃいますが。。
で、りりぃはといいますと・・・
かなり良かったです!!!
この映画、NYに住む30代独身のキャリア女性のお話なんですが・・・
SATCのような華やかさもオシャレさも、全くありません。
つまり・・・そうです、これが現実ってやつです(苦笑)
リアルです、痛いほどに・・・だからいいんですが(笑)
主人公のノラは、綺麗だし、仕事もできるし、賢い女性です。
でも、男運が悪い・・・(笑)
「私ほど男運が悪い女はいないわ」とか思ってるタイプです。
うぅ~ん、わかるわぁ(苦笑)
まぁ、共感できない部分も、もちろんあるんですがね(主人公のモナ的なとことかwww)
お酒やタバコに逃げすぎなとこも、人を本気で愛したことがないとこや、自分に自信がなさすぎなとこも、うぅ~ん、ちょっとなぁ、と思いつつも。。
とはいえ、ところどころ、いい意味で、心に突き刺さる言葉が出てきます。
たとえば、主人公のお母さんの「今の女性には、選択肢が多すぎて、選べなくなっているのよ」とか。
後半、旅先で、主人公が涙したフランス紳士の言葉は特に感動。
フランス紳士は、結局、「自分自身に生きなさい」というようなことを、言っていたと思います。
ほんとそうですよね・・・
誰かのために生きるのでもない、大事な自分自身が、一番納得できる、誇りをもてる生き方をしなさいってことなんだと思います。
ラストには、賛否両論あるかと思いますが・・・
私も唐突すぎてビックリしたんですけど(笑)
でも、今思えば、素敵な終わり方だなぁと思います。
これは夢物語ではなく、あくまでリアルな等身大の主人公を描いているだけに、主人公の未来も、映画をみた一人ひとりによって、描く未来像も変わっていく、また変わっていけるようになっているんじゃないかな~
だから、含みを持たせてる気が・・・
ちょっとネタバレになっちゃうけど、二人が仲良くフランスでいつまでも暮らしましたとさ、で終わったとも言い切れないし、あの後、私は逆に、主人公が一人でNYに結局帰国したかも?!と、なんとなく思ったりもしましたから。
未来は誰にもわからない、でも、大事なことは、フランス紳士がいっていたように、「自分自身に生きる」ことなのかなぁ~なぁんて思ったり。
盛り上がりにちょっと欠けるし、描き方もわりと雑かな?!と思うところもあるんだけど、いろんなことを考えさせてもらった、いい映画でした!
こちらが、予告編です。
Y!ブログ当時に頂いたコメントたち
Y!ブログに、上記の私の感想記事をUPした際、当時頂いたコメント及び、私の返事コメントを、以下、感謝をこめて、一部抜粋にはなりますが、掲載しておきます。
りりぃさん、こんばんは。
私も先月この映画を観ました!
私もりりぃさんと一緒で、いい映画だったなぁと思った派です☆
やっぱり、りりぃさんとは好きなモノが似ているんですねっ
>mackyringさん、ご覧になってましたよね!
mackyringさんがよかったと仰っていたので、それから気になっていました。
同じようなラブストーリーものは色々あるけど、この映画は、ストーリー性よりも、主人公の内面を、リアルに描いているのがすごいと思います!
このよさがわかるのは、ピンポイントの人だけなのかもだけど、いい映画でした。
こっちではやってないかも。
DVDになるのをまってみよっと。
今の女性には・・・確かに選択肢が多いですよねー!
わたしもまよっちゃいまっす
>ひろみさん、東京でも、ここくらいでしかもうやってないです。
昨年公開していて、ほぼ、どこも終了してるかと・・・
万人ウケする映画ではないけど、よかったらDVDになったら観てみてくださいな。
ちょっと前、レンタルに通ってた頃、女性が主人公の映画にハマってました。
最近全然レンタルしに行かなくなったんですが、こういう「等身大の女性が主役」の映画って、結構、自分と重ねられて、見てると楽しいんですよネ^^
私もDVDになったら見てみたいです♪
>chiroさん、私、chiroさんのお歳を存じ上げないのですが、もし、私と同世代でしたら、きっと気に入っていただけるかと思います!
オシャレさはあまりない映画ですが、かなり、リアルに感じました。
私もね。これ好きです~
カッコいい男性に警戒してしまう気持ちって、とってもよくわかりますよね。
ところで、これはゾエ・カサヴェテスのデヴュー作。
お父さんが“インディペンデント映画界の雄”ジョン・カサヴェテス。
そして、お母さんが、名女優ジーナ・ローランズです。
>Cartourcheさん、お好きでしたか♪
これ、好み分かれそうですが、嬉しいです^^
そうそう、なんかそんなこと、皆さんレビューに書いてましたね、私にはよくわからないんですが。。
同じ30代として、ちょっと興味があります。
「自分自身に生きる」簡単なようで難しい・・・でもほんとは簡単なんでしょうか・・・?
いろいろ考えすぎちゃうんですよね^^;。
私も、ここしばらく、自分らしく生きるってどういうことだろう?と模索中なので、りりぃさんの記事の文面からも、考えさせられちゃいました!
>tamamimさん、本当につきつめていくと、すごく難しいことだと思います。
この映画、恋愛や結婚だけじゃなく、人生というか、今後の生き方をも考えさせられちゃいました^^
機会がありましたら、レンタルで全然OKなのでご覧いただければと思います。
ラストの終わり方は、ちょっと未消化感が残りました。
>もっさんさん、はじめまして。
たしかに唐突なかんじですものね。。
すっかり、この映画のこと、忘れてしまってましたが、アラサー女性をリアルに描いた映画で、色々考えさせられたのを覚えています。
今、再び観たら、また、感じ方が違うかもですね。
「ブロークン・イングリッシュ」もお試し無料で観れます!
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